3日目 市内観光の一日


昨日の疲れもありのんびりと起床し、昨日と同じビュッフェで朝食を済ませる。今日は北京市内の見所を巡る予定。どんな順序で回るのか、食事はどうするのか、ようやく考え始める(笑)
そこで「雑技団見たいね」となり、スケジュールとチケットの相談でホテルのカウンターへ立ち寄り。チケットの空き状況を調べてもらいそのまま手配をお願いし、あとでここでチケットを受け取ればOKとなりました。で、ようやくタクシーで最初の目的地「天壇公園」へ向かう。


写真は「皇穹宇」。
祭祀の際に皇帝の先祖の位牌を置いたという青い屋根の建物。この皇穹宇を囲むよう造られた円形の壁が、有名な回音壁」。柵に覆われていても子供達は試さずにはいられないらしく、大声を出して(笑)試していました。



皇穹宇の正面にある中庭の三音石では手を叩いて実験する人が多数。
写真は観光客に囲まれ、張り切って手をパンパン鳴らしているガイドさん。
同様に試してみた主人曰く、「はて〜?」だったそうです。


皇穹宇正面の階段。
中央には見事な龍の彫刻。
ここだけでなく昨日訪れた定陵などでも、このような彫刻が施された階段はよく見かけました。大きな画像はこちら


この後圜丘に登り、これまた有名な自分の声が反響するという中心点を見てから天壇公園を後にしました。そうそう、残念ながら祈年殿は修復中のようで、立入禁止になっていました。





引き続き観光。胡同ツアーのコースでもある鼓楼へ向かいます。入り口からかなり急で長〜い階段をどうにか登ると、明清時代を通して時を知らせていたくさんの太鼓が保存されていました。



天井が高くフロアを囲むように並べられた太鼓。
それぞれ皮の部分に文字が書かれている。




鼓楼からの眺め。
周辺には胡同が点在し、遠目には発展著しい高層ビル。
隙間なく並ぶ、粗末な素材や傷みの目立つ屋根。





鼓楼から地安門外大街を南下し途中の小さな通りを右に入りしばらく歩くと、四合院造の建物が並ぶ胡同にたどり着きます。この辺りは輪タクでの胡同ツアーのコースになっているので入り口付近にはたくさんの三輪自転車が客待で止まっていました。そばを通りかかると様子を伺うように誘ってきますがしつこい勧誘はなし。これはどの輪タクも同様で、お陰でゆっくりと胡同での散歩を楽しめました。




胡同入り口の三輪自転車
座席で昼寝中の運転手さん多し。


生活の気配があまり感じられない胡同の家々
プロパンガスらしき物を積んだ三輪車が、
一軒のお宅を訪ねていました。
勝負師達の帰りを待つゲーム盤
昼時なので昼食中断でしょうか?


この辺りの家は昔階級制度があった時代に作られたそうで、当時の名残をうかがうことが出来ます。
私も出発前に本でちょっと読んだ程度なので説明まではできませんが、参考までにある民家の入り口を撮影してきました。
扉上部の柱の数や、階段の数、または扉左右の石の彫刻などでその家の格や家人の職業などがわかるそうです。周辺には同様の造りの入り口が多く見られました。

   


さらに歩き進み、四合院造ではない一角にあった民家。



これはある民家の窓。
一面に柵が張られているので防犯かな?と思ったのですが、
よくよく見てみたら、理由はこちら↓



そう、この柵は鳥かご代わりなのです。
多種類の数え切れない数の鳥達が一緒に生活していました。
私がしばらく釘付けになったのは言うまでもなく(笑)


胡同歩き、大満足でした。輪タクは風情があるし実際に民家を訪問できるツアーはそれはそれで貴重な経験になるけれど、こうしてゆっくり自分の足で歩いて見るのもいいものでした。何より見たいところを気分次第で進めるし、狭い小さな路地などにも目を引く景色がありました。もし時間に余裕があれば両方を試されることをお勧めします。





さて、そろそろお腹が空いたと思ったら、時刻は間もなく2時。またレストランの休憩時間になってしまいました(笑) この周辺でチェックしていたお店はないかとガイドブックを開いてみると、1軒発見!幸運にも休憩時間のないお店だったのでそこに決定。歩いて1分もかからない場所にありました。


お店は「[火考]肉季」というモンゴル式焼肉店。今回の旅行ではモンゴル式しゃぶしゃぶか、このモンゴル式焼肉のどちらかは食べたかったので、ちょうどよかった。前海という立地からかやはり観光客の姿が目立ちましたが、その中に混じって一人で食事をする現地人もちらほら。


[火考]肉羊(58元)

羊肉と長ネギと香菜を炒めた名物料理。
醤油ベースの濃い味付けで一緒に炒めてある具の香りが強いので、臭みやクセは感じません。ジンギスカンをイメージするとわかり易い。ジンギスカンより水気が少ないのでパンなどに挟んで食べるとまた違った旨味がありそうでした。(残念ながらパンはないと言われた)



青菜炒め(13元)

野菜不足解消と言うより、味の濃いものや刺激の強いものが続いているので胃休めに。
中国に旅行した時メニューにあれば必ず注文している大好きな一品でもあり。


上記に「什飾炒飯(28元)」とビール2本注文し合計123元でした。安い。
炒飯は特別特長は無いけれどお決まりの味でけっこうボリュームもあり。全体的に2人で程よい量でした。このお店でギョッとしたのが、2本目のビールが全く冷えていなかったこと。1本目は冷え冷えでおいしかっただけに、同じように飲んだらぬるくてビックリしました。冷えたビールが無くなってしまったのかも知れないけれど、ぬるいビールってお腹が膨れるだけでビールの良さが全て消えてしまうんですよね。隣のテーブルの欧米人のお客さんも怪訝そうな様子でした。


日差しが強い中朝から歩きっぱなしだったので、食後はホテルで夕方まで休憩です。


≪2日目後半                             3日目後半≫